サッカークラブと子供の教育

オマーン戦見て、なんかふと思い出した。

 

小学校入学する前にサッカー始めて。中学三年までやってたので9年間続けた。結構長い。全然上手くならなかったけど。弱小チームでギリギリレギュラーと言う感じ。

小学校のうちはサッカークラブに入っていて、低中高学年で練習も大会も別にやっていた。

地獄がはじまったのは中学年のときから。Fコーチと言う半端ハゲのメガネが居て。今思うとエコひいきやら暴力のオンパレード。頭叩かれるわ、頬叩かれるわ、ボール遠くに蹴って取り行かされるわ、まあ酷かった。他のコーチもやりすぎとか指摘しない。監督も別に居たけど同様で指摘しない。

土日に練習あったんだけど、そのうち練習前に家で吐くようになった。赤い車で練習に来るんだけど、練習開始には居なくて、今日は楽しい!と思ってたら突然赤い影が見えて来た途端に吐いた事が有る。

そのコーチは中学年の担当だったんだけど、高学年に上がってやっと開放されると思ったら、最後まで見たい。とか抜かしてそのままFコーチがスライド。その絶望感たるやなかった。

 

なんでそこまでして続けてたのか。今でも不思議だけど、単に我慢するのが美徳とか、逃げるのが恥とか、負けたくないとかの感覚が合ったのを覚えている。でも振り返るとかなり無駄で。なにかその経験で得たか、というと、特に得てはいない。

 

色々なニュースとか、海外行ったりして思うけど、我慢の文化は日本独特のような気がする。好きなものを見つけたり、やったりするのには絶対勝てない。自分が自分で納得して続けたこと、周りの雰囲気とか気にせず決めたことはやっぱり自分の能力になるのが早いし、何より幸せだと思う。

 

娘が居るのでなるべく沢山やりたいことやらせたいなぁ。そうすれば本当に自分の好きなこと見つかる可能性は高くなる。

 

吐いてたりするほど嫌なことは相談して考えさせて必要なければやめさせる。うちの親も気づけや。Fコーチのミーティングで殴られてる我が子見て「こわーい!」とか言ってないで何か言え。

昔の日本は教育関連に関しては異質ですな。今から考えると。金払ってるのこっちだっつーの。